5月

20

万一の時はきちんと向き合う。開き直りは厳禁!

「競売のメリットと任意売却のメリットと、どちらのほうが大きいですかね。どうせなら開き直って競売にでもしてもらおうかと思っているんですが」と、あるとき私のもとに宮城に住んでいる友人が訪ねてきてそんなことを言い出しました。

どうしたのか事情を聞くと、住宅ローン返済ができなくなってきて、そのままズルズルしていたら銀行の担当者に、「このままでは競売に掛けるしかなくなるので、任意売却ができるうちに物件を売却してくれ」と言われたそうです。

任意売却というのは任売とも言われている専門用語で、債務が履行できなくなったとき、つまり住宅ローンの返済ができなくなったときに講じる個人再生のための手段です。

聞くところによると、宮城ではこの任意売却による売却物件の数が増えていて、それで残債務を整理する世帯が増えているといいます。

訪ねてきた友人の知り合いにも、すでに2軒の家がそうなったと言います。

「担保権者は銀行などの金融機関になるので、結局は銀行の言いなりになるしかない、強引で腹が立つので、それなら競売にでも何でもすればいいだろう」と言って追い返したそうです。

「債権者に対してずいぶん強硬な態度に出ちゃったね。君は債務者なんだから、本来はそこで銀行の担当者と向き合っていろいろ話し合わなくちゃいけない立場だよ。第一、任意売却にメリットはあっても、競売にはメリットなんて1つもないよ。担保権の行使で競売物件となってしまったら、あとは売却決定が銀行から下されるだけ。そうなると住宅所有者は、何もすることができなくなる。」

私は彼にそんなふうに言って脅しておきました。

事実、競売というのは非常に強制的な手段だからです。

すぐに銀行に電話を入れ、協議の時間をもつように説得し、そのうえで宮城・仙台には多くの法律事務所が無料相談などもやっているので、とにかく行ってみるようにともすすめておきました。

競売と任売はメリットをくらべて選択できるような種類のものではまったくありません。

Posted in 住宅ローンの返済 | コメントは受け付けていません。

Comments are closed.