6月

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住宅ローン問題は、法律のプロに相談するところから。

「このままだと競売になってしまうかも知れないから、弁護士さんの事務所に行って相談してきます」

ある日の夕方、私の友人が青ざめた顔をして訪ねてきて、いきなりそんなことをいいだしました。

彼も私も古くからの付き合いで、宮城県仙台市にある水産加工工場で働いていたときには、先輩・後輩の間柄でした。

その後彼は、同じ宮城にある水産加工会社に再就職し、私はわけあってまったく別の道に転職しました。

住んでいる場所は同じ宮城の仙台市内だったので、定期的に行き来はしていました。

彼は妻子持ちで、3年ほど前に新築一戸建ての家を住宅ローンを組んで購入しました。

運の悪いことに、住宅を購入してから1年とたたないうちに会社が倒産し、数か月のブランクはありましたが再就職を果たしたという事情があります。

彼の話によると、どうもそのあたりから住宅ローン返済に遅れが出るようになり、消費者金融でお金を借りるなどして返済に充てていたようです。

私自身も過去に似たような経験がありますが、住宅ローンは返済期間が30年-35年と長期です。

それに対して今どきの就職というのは、雇用関係が不安定で数年後にはどうなっているかわからない環境に置かれてしまうことがよくあります。

私は彼を前にして、任意売却だとか競売だとかという言葉を発することはできませんでしたが、かつて私自身も任意売却で家を処分した辛い過去があります。

弁護士が合同で主催する無料相談会があるというので、「できるだけ早く行って相談したほうがいい」とだけ伝えました。

わが家を手に入れたとは言え、住宅ローンでそれが担保物件であるあいだは、“家は自分のものではなく”、半分は金融機関のもの。

お互いの関係は単なる債務者(所有者)と債権者(金融機関)でしかないのです。

金融機関は法律のプロですが、一般人はまったくの素人です。

勝手な判断で動くより、このような事態のときは専門家のもとに走るのが第一、私は過去の経験からそう思っています。

【Check】http://president.jp/articles/-/12806?page=2

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